赤外光源用ランプ

Lamps for NDIR sensors 赤外光源用ランプ

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自動車用ライトガイド(導光棒)自動車用ライトガイド製品のご紹介

押野電気製作所では、アンビエント照明やスイッチのバックレンズ、情報表示用レンズなど様々なライトガイドの開発実績がございます。
ライトガイドの光学設計は、光らせ方の要求を満たすうえで、スペースやお客様ごとの規格などさまざまな制約がありますが、ここでは開発実績の一部をご紹介します。

「ライトガイドとは?」ライトガイドの基本情報ページへ

近年、自動車の内装に照明用途のライトガイドや導光棒の採用が増加しており、さらに、外装にも採用が拡がっています。
デザイン面では長尺化が進み、インストルメントパネルや天井を長く照光させるデザインが増え、光の輝度や色の変化によりドライバーへの通知機能に用いられるなど多様化しています。
押野電気製作所は、日本とドイツに開発・生産拠点を置いてこれらのニーズに応えております。

長尺ライトガイドの設計・生産

インストルメントパネルや天井、ドアに、500mmを越える長尺のアンビエントライトが搭載される車が増えています。長尺ライトガイドの設計においては、輝度均斉度や、輝度むら・点光りの処理などの課題がありますが、弊社はこれらの課題解決に取り組み、国内外の多くの車種に採用実績がございます。

ライトガイド

押野電気のライトガイドの3つの特徴


1. 光学設計
導光に適した形状と光学加工パターンの提案
ライトガイドだけでなく、アウターレンズ(意匠)やハウジングも含めた光学設計
RGB光源を使用時の、色混ざりに考慮したライトガイド入光部設計など

2. 金型設計・製造
光学設計に配慮した金型設計と加工技術

3. 生産
長尺ライトガイドに特化した設備とマシンセッティング
*形状により900mm程度まで生産可能

3種類の光学加工方法について


●プリズム加工
ライトガイドの表面に溝をつけることで、光を反射させる加工方法です。

・3種類の加工方法の中で最も明るさが強い。
・設計に応じて溝(プリズム部)の幅や高さの調整が可能。
・発光を均整にすることができる。

→間接照明におすすめ

ライトガイド

●シボ加工
ライトガイド表面にシボ加工を施すことで、光を反射させる加工方法です。

・ライトガイド表面には微細な凹凸ができるため、意匠面への映り込みが無い。

→直接照明・間接照明におすすめ。

ライトガイド

●ドット加工
ライトガイド表面に円形の凸形状をつけることで、光を反射させる加工方法です。

・シボ加工よりも明るさが強め。
・意匠面への映り込みがほとんど無い。
・発光を均整にすることができる。

→直接照明・間接照明におすすめ。

ライトガイド

「加工技術(ブラスト加工)」のページへ 「ライトガイドとは?」のページへ

活用イメージ
活用イメージ
01

ウインドウスイッチ照明 /
ステアリングスイッチ照明

当社が開発・提供する自動車用パワーウインドウスイッチレンズは、限られたスペースで、高い視認性と優れた光均一性を両立する照明ソリューションです。
本製品の最大の特長は、1個のLEDで5~7カ所のスイッチを効率的に照光できる設計にあります。これにより、車室内のデザイン自由度を損なうことなく、省スペース・省部品化を実現。複数のLEDを使わないことで、各スイッチの発光色のバラつき(色度ズレ)を排除し、すべてのスイッチに対して均質な光を提供します。
光学設計には、当社独自の導光技術を採用し、限られた光源からの光をレンズ内で効率的に分岐・拡散させる構造を構築。これにより、均一な輝度分布を確保し、ドライバーや同乗者にとって直感的かつストレスのない操作をサポートします。また、視認性の高い照光は、夜間走行時や暗所での誤操作防止にも寄与し、安全性向上にも貢献しています。
さらに、少ない光源で複数のスイッチを光らせる構造は、省電力化にも寄与。環境負荷低減やEV・HV車両におけるエネルギーマネジメントにも適しています。
デザイン面においても、レンズの形状・表面処理などを細部にわたって調整することで、車両のインテリアデザインと調和する高い意匠性を確保。OEM様やTier1サプライヤー様の多様なニーズに対応したカスタム設計にも柔軟に対応いたします。

02

インストルメントパネル照明

当社が提供するインストルメントパネル用ライトガイドは、車両のインパネ周辺を均一かつ高輝度で照らすことにより、視認性と高級感を高次元で両立させた照明ソリューションです。自社内での高度な光学設計技術により、車種ごと・内装デザインごとに最適化された光分布設計を実現し、乗員にとって快適で美しいインテリア空間を提供します。
近年の車両開発においては、インストルメントパネルの全長に渡る長尺の光演出や、インフォテインメントとの連携による情報伝達機能が求められるようになっています。そのため、これまで以上に長距離での光の均一性と、ドライバーや乗員が直感的に情報を把握できるような高輝度化が必要とされています。
このような要件に応えるべく、当社では入光部から端末までの光量差を極限まで抑える光学設計をして、1,000mmという長さのライトガイド(導光棒)でも片側1灯のLED入光でムラのない輝度分布を実現。通常、高輝度化を進めると入光部分で局所的にLEDの光が集中してしまい、中央~端部で輝度低下や輝度ムラが生じることがありますが、当社設計の微細なプリズム加工や拡散部品の最適配置により、全体として滑らかで美しい光のラインを表現します。
光による情報伝達や注意喚起といった次世代機能との親和性も高い製品となっております。

03

カップホルダー照明

暗い車内でもドリンクホルダーの位置が一目で分かるように設計された本照明は、乗員に安心感と快適さを提供します。1個のLEDから発せられた光はブラスト加工を施したライトガイドを通じてドリンクホルダー全周へと放射状に拡散され、ムラのない均一な発光を可能にしています。このライトガイドは、車内のインテリアとの親和性を高めるために透明度や表面処理にもこだわり、柔らかな直接照明として仕上げています。ドリンクの出し入れの際にも目に優しい光でホルダー周囲をふんわりと照らし、夜間走行時の視覚的な負担を軽減します。
また、光学シミュレーションを繰り返し行うことで、照度分布の偏りを最小限に抑え、あらゆる角度から見ても均一な輝きを維持。これにより、機能性だけでなく視覚的な美しさや高級感のある車内空間演出にも寄与しています。光源の数を最小限に抑えながらも広範囲を効率的に照らす設計は、コストパフォーマンスや設計の自由度にも優れており、さまざまな車種への適用が可能です。シンプルながらも細部に至るまで丁寧に設計された本製品は、機能性とデザイン性を兼ね備えた車内装備として、ユーザーに上質なドライビング体験を提供します。

04

USBポート照明

USBポート照明は、車内の充電・接続ポートまわりをやさしく照らし出すことで、夜間や暗所でもスムーズな操作を可能にし、ユーザーの利便性を高める重要なインテリア照明です。スマートフォンやデバイスの接続時、手探りになりがちなUSBポート位置を的確に視認できるようサポートし、煩わしさを軽減。必要な箇所だけを的確に照らすことで、車内全体の落ち着いた照明環境を損なうことなく、機能的かつ洗練された空間演出を実現します。

ライトガイドは、当社の得意とする少ない光源で複数箇所を均一に光らせる設計で、コンパクトかつ高効率な構成により、部品点数の削減や省電力化にも貢献します。導光部には光学的形状を用いることで、光ムラのないやわらかな発光を実現し、対象をしっかりと視認できる明るさを保ちながら、まぶしさや直視による不快感を抑制します。

USBポート照明は、機能美と実用性を兼ね備えた細やかな装備として、車内のユーザーエクスペリエンスをさりげなく、しかし確実に向上させる存在です。

05

シートベルトバックル照明

シートベルトのバックル位置を的確に照らし出す本照明は、暗所や夜間でもスムーズなベルト装着をサポートし、乗員の安全性と利便性を高める重要な役割を担います。特に乗車時や降車時に求められる視認性を光によって直感的に確保し、運転者や同乗者が迷うことなくシートベルトを装着できるよう、光学設計に基づいて照度分布を最適化。バックル周辺を均一に照らすことでストレスのない操作性を提供します。視界に直接入りやすい部位であることから、光ムラやまぶしさが発生しないよう細心の配慮が施されており、やさしくも明瞭な発光が特長です。
光源には高効率のLEDを1個のみ使用し、消費電力を抑えながらも十分な明るさを確保。LEDからの光は透明樹脂で成形されたライトガイドを通じてバックル周囲へと均等に導かれます。このライトガイドにはプリズム加工が施されており、視認角度の広さや輝度の均一性にも寄与。シートベルトバックルという限られたスペースに構成部品を収めつつ、均斉度の高い照明を実現しています。
乗員の操作ミスを防ぐという安全面のメリットに加え、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながるこのバックル照明は、日常のあらゆる使用シーンにおいて確かな価値を提供します。精緻な光学設計と空間制約への工夫により、ドライバーと同乗者の安心・快適な移動を支える、室内照明ソリューションです。

06

エンブレム

ブランドの象徴であるエンブレムを、夜間や薄暗い環境でも鮮やかに浮かび上がらせる本照明は、車両の個性や高級感を一層引き立てる役割を果たします。単なる装飾ではなく、視認性と存在感を兼ね備えた演出照明として、ユーザーにブランドの世界観を強く印象づけます。特にプレミアムモデルやブランドイメージを重視する車種においては、光の質と反射のコントロールが重要であり、当社のエンブレム照明はその点においても高い完成度を誇ります。
自社一貫体制により、設計から金型製作、量産に至るまでをスムーズに行える環境が整っており、試作段階や微細な金型修正が必要な場合でも、迅速かつ柔軟に対応可能です。これにより、製品開発のスピードと精度が向上し、品質面での信頼性も確保されています。
高い技術力と生産体制が融合したエンブレム照明は、車両のフロントフェイスを象徴する“光のアイコン”としてブランドの存在感を余すところなく表現し、ユーザーの所有感を高めるとともに、車両全体の質感向上に大きく寄与します。

07

リアシート照明

リアシート照明は、後部座席に心地よく溶け込む柔らかな光で、乗員に落ち着きと上質なひとときを提供します。移動中のくつろぎを支えるだけでなく、車内の雰囲気全体を演出する重要な要素です。
限られた数のLED光源からでも、光をライン状に美しく分布させる光学設計を採用。シートまわりやサイドパネルに自然に広がる光が後部座席を包み込み、暗所での視認性を高めつつ、目に優しい快適な空間を実現しています。光のムラがなく、インテリアの質感を損なうこともありません。
機能性とデザイン性を兼ね備えたこの照明は、静かに寄り添うように車内に溶け込み、日常の移動を特別な体験へと導きます。

08

マップレンズ

当社のマップライト用ライトガイドは、フロント座席上部に設置され、乗員の手元をやさしく、かつ的確に照らすために設計された車室内照明ユニットです。一般的な上方からの直進光では得られない、斜め方向への配光を可能とする光学構造を採用し、必要な箇所にのみ光を導くことで快適な照明環境を提供します。
本製品に採用しているレンズ(ライトガイド)構造は、当社が特許を取得した独自技術に基づいており、光源からの直進光をレンズ内で斜め方向へ屈折・導光させることで、中央配置された灯体でも正確に乗員の手元を照射することが可能です。この構造により、車両デザインの自由度を高めながらも、必要最小限の光源で明るく均一な照明を実現し、夜間の操作性や読書時の視認性を大幅に向上させています。
さらに当社では、この構造を進化させた製品として、直径2mmという小サイズの開口部から光を照射する「ピンホールライトレンズ」を開発。点灯時には十分な明るさを確保しつつ、非点灯時には光源の存在感を限りなく抑える「非点灯時の隠蔽性(hidden appearance)」にも優れた仕様となっています。外観上の目立たなさから、シームレスで一体感のある内装デザインへの適合性が高く、設置場所の自由度も飛躍的に向上しています。
また、このピンホールライト構造は、従来の照明と比較して灯体の小型化が可能であるため、EV・高級車向けの洗練されたインテリア設計や、空間演出との親和性も非常に高いのが特長です。照明としての性能はもちろん、意匠性や省エネ性、空間活用効率の面でも高い付加価値を提供します。
当社は、車載照明における**「配光制御技術」「デザイン性」「機能性」**の3要素を融合させ、車両の快適性・安全性を支えるライトガイド技術の進化に取り組んでおります。

09

天井照明

天井照明は、車内全体を包み込むような自然で柔らかな光を提供し、空間全体に開放感と安心感をもたらします。視認性を確保しつつも、光が主張しすぎることなく車内に溶け込むその設計は、心地よい“光の質”を追求した結果生まれたものです。
本照明は、限られた数の光源からでも均一に光らせる光学設計をしており、車両デザインの自由度を高めながら、省電力性と高効率を両立。長尺のライン照明にも対応可能な構造で、広範囲への美しい発光が可能です。また、天井部分に取り付けることで、車内の視界を妨げることなく、乗員に間接的かつ均質な光を提供。直接目に入らない設計により、眩しさを感じさせることなく穏やかな光環境を実現しています。
とりわけ特徴的なのが、サンルーフ周囲を照らすアンビエント照明としての活用です。開放的なサンルーフと調和する光は、昼夜を問わず車内空間に洗練された印象を与え、乗員に非日常的な心地よさを提供します。夜間には天井に浮かび上がる光のラインが静かなアクセントとなり、ドライブのひとときを豊かに彩ります。車両の質感向上に寄与するだけでなく、ブランドの世界観をより一層強く表現できる演出照明として、高級車からコンパクトカーまで幅広い車種に対応可能です。

10

リアドアライン照明

11

フロントドアライン照明

フロントおよびリアドアに沿って配置されたライン照明は、乗降時の視認性を高めると同時に、車両全体のデザイン性と上質感を演出する重要なインテリア要素です。特に夜間や薄暗い環境下において、ドアハンドルやトリム位置を瞬時に把握できる視覚的なガイドとして機能し、安心感と快適さを提供します。
少ない光源からでもライン全体に均一でなめらかな発光を届ける光学構造を採用しており、導光体の形状や表面処理を綿密に設計することで、光ムラや輝度の偏りを抑えています。これにより、ドアのシルエットを美しく際立たせながら、インテリア全体に一体感と奥行きを与え、高級車にふさわしい洗練された印象を生み出します。
一般的な車両ではフロントドアのみに照明が備わることが多い中で、リアドアにも同様の照明を採用することで、より高級志向な仕様となり、車室内全体の質感とデザインの統一感を向上させます。
また、自社一貫体制により、デザイン提案から試作・量産までを効率的に行える体制を整備。各車種に合わせたカスタマイズや短納期での対応が可能で、高い品質と開発スピードを両立しています。
フロント・リア双方のライン照明は、機能性と意匠性を高次元で融合させた装備として、乗員に視覚的な安心と特別な空間体験を提供し、車のブランドイメージ強化にも大きく貢献します。

自動車用ライトガイド(導光棒)の採用実績
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ライトガイド ライトガイド(導光棒)
ライトガイド ライトガイド(導光棒)
様々な種類の光学レンズや導光レンズの部品 光学レンズ部品
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